山田日記

徒然と忘れそうな日々を記録していこうと思います

2013年3月 岡山県|後楽園・倉敷 チャリで来た

こんにちは。

 

朝から「ボクらの時代」を見て、なんか今日は1日頑張ろうと思えたので、異様に汚かったレンジのお皿を洗い、欠けていたお皿を簡単金継ぎをして、近所のパン屋さんに朝ごはんを買いに行きました。

これはもう優勝の1日です。

ありがとう、大久保さん、光浦さん、いとうあさこさん。

 

iPhoneに眠る昔の写真を見ていたら、岡山県に行ったときの写真が出てきました。

懐かしい。

 

2013年 3月 岡山県

広島を出て、高知県に住んでいた私は広島の旧友と岡山で遊ぶことにしました。

どういう流れでそうなったのか全く覚えていないのですが、広島→岡山と高知→岡山はナイスな判断のように思います。

 

あの頃はfacebook全盛期だったので、大学生はほとんどやっておりました。

SNSのおかげもあって、中学の卒業からあまり頻繁に会うことがなくバラバラになった友達とも気軽に連絡をとり、近況を把握して、細く繋がっていられたのは本当に良かったと思います。ありがとうSNS。問題も多いけれどうまく付き合っていきたいSNS

中学時代は本当に毎日一緒にいたような間柄なのに、卒業してしまえば次第に疎遠になるので諸行無常の響きありと思うのでした。

 

すっかり過疎になったfacebookに細々と旅行記を更新し続けているのですが今では青春の大学生活から現代に至るまでの旅行記の蓄積なのでどうか今ままサービスを提供し続けてほしいと祈っています。

 

 

2013年3月に、友達と久しぶりの再会で岡山旅行に行きました。

多分日帰りだったんじゃないかな。

後楽園、岡山城と見て、岡山駅から倉敷まで何故かレンタルのママチャリで行きました。

距離感をわかっていないのにお互いにお金がなく、そのくせ体力に漫然とした自信を持った脳筋の大学生らしい選択だと思います。今でも思う、電車で行けば良かったのに。

 

電車の路線図を見て3駅くらいなら行けると勝手に思ったのだと思います。

(地元の駅の距離感を想像していたのだと思われる)

きちんと調べてみると、17キロありました。日帰りで帰りの高速バスの時間も限られているのに、どうして自転車だったのか本当に不思議で仕方がない。電車で行けば、16分なのに。

 

ひたすらに電車沿いを自転車で漕いで、特に途中で何かに立ち寄ることもなく必死に自転車を漕ぎました。田んぼに囲まれた道、お互いに心の中で(あれ、遠くない??)と思いながらも決してそれは口にしてはいけない。

とにかく必死に漕いで1時間半くらいかけて倉敷まで辿り着きました。

 

美観地区を見てまわり、行きたかったエル・グレコの絵が飾ってある大原美術館は休館日でカフェも営業していなかったです。美観地区を優雅に泳ぐ白鳥を見たような記憶がありますが、写真もないので捏造かもしれません。

「倉敷といえばデニムでしょう!」とデニム屋さんに行って、値札を見て撃沈してお店を出ました。倉敷までの電車賃を渋るようなものがそもそも倉敷のデニムと価格感が合うわけがないのです。

 

倉敷のアウトレットで何か買い物をするわけでもなく、プリクラで当時流行っていた『チャリできた』のポーズを真似して撮りました。間違いなく私たちはチャリで来たのだから。

そしてチャリで来たということは、チャリで帰らなければならないということです。

 

帰り道も同じく電車沿いの道をひたすらに漕いで岡山駅まで戻りました。

文字起こしをすると散々な旅行のように思いますが、特に喧嘩をすることもなく、「そうだ、岡山行こう」と京都をパクったコラージュまで作ってゲラゲラ笑っていました。

体力があったし、お金をかけなくても楽しめたのです。

天気に恵まれていたことは本当に幸いでした。

 

そんな彼女とは3年に一度くらいの頻度でなんだかんだ会っています。

これからもそうでありたいと思いつつ、会うたびに少しずつズレていく価値観を抱えていつまでこうして会えるんだろうともお互いに感じているようにも思います。

 

もう倉敷まで自転車では行けないけれど、のんびりと美観地区を散策して、倉敷のデニムを買いましょう。今度こそエル・グレコを見てアイビーに覆われたカフェでミルクセーキを飲みましょう。